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みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ゲーマー園芸部管理人のだしをとるです。
前回前置きした通り、今回「計画編」と題して、敷きレンガにおいて私が何をどのように計画していったかをご紹介していきたいと思います。
構造計画 〜悪い意味じゃなくて、カタチから入る〜
さて、何から手をつけたらいいのやら。。。それがスタートでした。
インターネットやソーシャルメディアで「レンガ敷き」や「インターロッキング」など調べてとりあえず記事を読み漁り、レンガ敷きの構造や、必要な部材、費用、メリットやデメリットとしてとにかく情報をインプットしていきました。
進め方としては、基本的にはエンジニアなどのお仕事と同じイメージですね。
- 要件を定義する = 作り方を決める。レンガ敷きの構造や、広さを定義する。
- 必要なものを洗い出す = 1.を行うために買い足しが必要なものを洗い出す。
- 見積もりの取得 = 2.の必要なものにかかる費用を調べる。業者へ頼む場合との相見積。
- Just Do It Now!!!Just!!!
レンガ敷きの構造について
構造に関しては、大きく分けて2つ決めることがありました。
ひとつ、層の構造をきめること。
ふたつ、レンガのパターンを決めること。
レンガの層構造に関してはいろいろな情報を取り入れたあと、完全ど素人の自分のスキルも鑑みて以下のような構造にしました。以下、断面図です。
レンガを敷きたいエリアを『枠レンガ』と称したレンガをモルタルで固めて囲み、囲った中の最下層に採石を敷き、その上に川砂、その上に『中レンガ』を敷いていく。地盤含め、中レンガエリア自体はモルタルは一切使用しません。
次回以降もう少し詳しく触れますが、各役割は以下のようなイメージです。
もの | 説明 |
---|---|
採石 | クラッシャーランとも言うらしい。地盤を強くする為に必須。50−0(大きさの目安)を使用。 |
川砂 | 採石で固めた地盤の上でレンガの下に敷く。枠レンガとのレベル差はここで調整するイメージ。 |
モルタル | 枠レンガの固定に使用。バサモル(乾燥したモルタル)を中レンガには使用しなかった。 |
中レンガ | レンガ敷きエリアのメイン。数をそれなりに使用するので、購入単価も注意。 |
枠レンガ | レンガ敷きエリアを囲うように敷くレンガ。見た目的に種類も違くした。 |
『枠レンガ』と、『中レンガ』ですね。覚えた。
あ、新アシスタントのこんぶくんです。お見知り置きを。
この構造にした理由としては、「はじめに枠をキッチリ区切ることで必要なレンガの個数や費用を見通しやすくすること」と「枠と中の高低差ができてしまったとしても、川砂の調整次第で水平を出しやすいこと=やり直しが効くこと」といったところでしょうか。
レンガのパターンに関しては、以下のパターンを取り入れました。
『ハーフバスケットウィーブ』というらしいです。
これに決めた理由は、約90センチ幅でL字型にレンガ通路を作りたかったので、その相性と兼ね合いもあり、またハーフブロックを使用しないこと(費用も手間もUP)、デザイン的にもほどよく変則的なことが挙げられます。
デザインに関しては「レンガ パターン」で検索するとたくさん出てきますよ。
広さと、レンガの大きさについて
若干前後してしまいましたが、私の場合、当初以下の広さで計画しました。
※ご参考まで、その他の広さに関しては前の記事をご覧下さい。
ざっくりとした感覚で言うと、畳4畳くらいですね。(畳1畳=150×90センチとして)
この広さとした理由に関しては以下の通りです。
- ウッドデッキを囲うように、一般的なレンガの規格サイズ=長さ210x幅100x厚さ60センチ
を敷き詰めた時のおおよその範囲。 - 道路側に将来的に花壇を作りたかったので、ある程度のスペースを作りたかった
はやい話が、『ちょうどよいカンジ』にしたかったってだけね。
さらっと触れましたが一般的なレンガの規格サイズは上述の通り、
長さ210x幅100x厚さ60mm、となっています。
種類によっては「はんます」というハーフのものがあるので、作りたいレンガパターンによって計算してみて下さい。後日準備編で後述しますが「はんます」は少量、かつサイズがだいたいで良ければ規格品を割って作ることもできますよ。
ちなみに私は、以下のレンガを使用しました。
①『枠レンガ』→ ニューミックスレンガ サイズ(実測) 約190×93.5x45mm
②『中レンガ』→ スポッティレンガ サイズ(実測) 230x115x50mm
結局上に書いた規格「長さ210x幅100x厚さ60mm」と違うんかい!!
上記規格が基準となるのですが、実際にホームセンターに売っている輸入もののレンガを見ると色々な大きさがあるので、『このレンガを使いたい!』というデザイン的な部分が先に決まっていれば、そちらを元に予め計算しておくことをオススメします。
(使うレンガを後に決めたため、私は何度もホームセンターを往復してしまいました。。。)
さて、これら情報を元にレンガの敷き詰めを計算していきましょう。
枠レンガに関しては、モルタルで各レンガを固定していく為、そのモルタルを1センチとして計算しました。中レンガはぴっちりと詰め込む前提で計算します。(最後に硅砂-ケイサ-と呼ばれる細かい砂で微小なスキマを埋めていくのですがここでは計算しません。)
以下の通りとなりました。
ふむふむ。
私の画力の無さで枠レンガに関しての描画ができていませんが、
枠レンガ65個と、中レンガ153個、となりました。
ちなみに、私の場合枠レンガと中レンガのサイズに差異があったので、中レンガ敷き詰めのサイズ(図中の大きい文字)を絶対値として、枠レンガに関しては当初ざっくりの計算で購入しました。モルタルの厚さで調整もできるしね。
さて、これで費用の大枠を占めるレンガの費用がなんとなく割り出せそうです。
次回は「準備編」としてレンガ以外のモルタルや川砂、また、それらを並べる為に必要な道具とその費用についてまとめていきます。
では、また。
だしをとる
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