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みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
ゲーマー園芸部管理人のだしをとるです。
さて、前回は「計画編」として、敷きレンガの断面構造やレンガのパターン、また、ご参考まで私が施工した広さなどをご紹介しました。
今回は「準備編」と題して、前回計画を立てた施工に必要な道具などの洗い出し、また、価格調査を行なっていきます。今回はシンプルに、必要なものをリスト化して説明とともに羅列していきたいと思います。
(2023/02月) 各参考リンク更新しましたが、ホームセンターで購入した方が断然安いですよ。
地盤固めに必要なもの
採石(必須!)
路盤材とも言います。地固めのために使用します。
施工する広さで必要量が変わってきます。
色々調べると若干の差異はあるものの1立米=1500kgとして計算しました。
私の場合は施工面積は約5.2平米×厚さ100mmで計算すると、約0.5立米=750kg必要。
ホームセンターで売っている市販の50−0(50mmから0mmまでの大きさの石が入っている)というサイズのものを25kg×30袋購入しました。
結構な量だったので、何回かに分けて購入しましたよ。
もし大量に必要な場合は、業者を検索して立米単位でトラックなどで自宅に運んでもらったほうがコスパが良いと思います。
川砂(必須!)
こちらも同上で、施工面積で変わります。
こちらはどこのホームセンターにでもだいたい売っていることが多いです。
こちらは1立米=1600kgとして計算。
施工面積は約5.2平米×厚さ30mmで約0.3立米で計算するので、480kg必要ということになりました。
なので、20kg×24袋購入しました。
後述しますがこちらはモルタルなどにも使用するので若干多めに買ってしまっても問題ないです。
シャベル(やはりあると良い)
人により必須ではないかもしれませんが、私の場合、更地に対して厚さ190mmの構造のレンガを敷くと言うことで、元の土を掘り起こし施工しました。
最終的に大凡周囲の地面と水平が取れているので見栄えGoodになりました。
土嚢袋
上記掘り起こした土を入れる用、私は最終的に20袋以上使用しました。。。
ハーフブロック(どういうものであれ必須!)
採石を敷いた後の地面転圧用で購入しました。
ほんとは道路工事でよく見るランマーなど転圧機があるとベストですが、パワーで乗り切りました。
やり方は後述しますが、原始人のようにブロックを持って地面をドスドス突きまわりました。
下記参考リンクは発泡スチロールですので、形の参考まで。
木の杭(必須!)
各レンガの水平、ラインを出すためにレンガ敷きのエリアを杭で囲い、水糸を引きます。
地盤の硬さにもよりますが、私は45センチのものを購入し地面に深く差し込んで使用ました。
特に木にこだわる必要はないですが、キズをつけて目印にしたり便利でした。
水糸(どんなかたちであれ必須!)
上記記載した通りです。各支柱に結びつけ、予め基準の高さを出しておきます。
「水糸 張り方」などで検索すると色々やり方が出てきますが、私は杭に結びつけるだけなどと割と独自のスタイルでやっていました。凧糸でも良い気がしますが、やり方は後述。
木材(必須!)
地盤の水平を取るときに都度都度置いて水平器。レンガを2、3こ並べては木材を置いて水平器。
またある時は川砂を馴らすのに大活躍。などなど、隠れた名脇役です。
私は中レンガのエリアにも入るように60センチ程度の2×4(ツーバイフォー)角材を使用しました。
さて、次はレンガを敷く際に必要なものです。
レンガ施工に必要なもの
レンガ(枠レンガ・中レンガ)必須!
主役ですね。量が多い場合は、ホームセンターでトラックの貸し出しなども行なってくれているのでぜひ活用しましょう。面積がそれなりにある場合単価あたりでかなり総額に響いてくるので、見た目、コスパとこだわり、厚さ(頑丈さ)など様々な面で選びましょう。
ゴムハンマー(必須!)
実は大事です。杭を地面に差し込むとき、レンガの微調整をするとき、はめ込む時。
ゴムなのでレンガを多少強めに叩いても割れません。
水平器(必須!)
枠レンガ然り、中レンガ然り、水平を出す時に必須です。
色々なタイプがありますが、私は2方向測れるものを購入しました。レーザー式などもありますが少々高いです。
バケツと透明チューブ(必須!)
水平器とは別で『水盛り管』という方法を使用して地盤の水平を出しました。
バケツは水を貯められるならなんでも良くて、チューブはホームセンターでメートル単位で売っているものを買えばコスパ◯です。1センチ径くらいのものを5メートル分買いました。
これもやり方は後述。
モルタルの材料=セメント+川砂(必須!)
また川砂が出てきましたね。枠レンガ同士を繋ぐためのモルタルをつくるための材料。
セメント:砂:水=2:6:1で練って作ります。
私の場合、枠レンガ65コに対して、1センチ間隔で下に厚さ30mmとして施工する想定でしたが、セメント1袋で足りました。
川砂はたくさん使用しますが地盤固めでも使用するので、ざっくり計算で問題ないと思います。
また、下記リンクのように水と練るだけでできるインスタントセメントというものもあるので、広さやコスパに応じて使い分けてみて下さいね。
レンガごて(必須!)
練ったモルタルを地面に置いたり、整形する際に必要です。最低2種類あった方が良いです。
モルタルを混ぜたり地面に置く際に使用する「レンガごて」と、細い部分を整える「目地ごて」。
目地ごては6mm幅のものを購入しました。
こちらはレンガ花壇を作るときにも重宝しました。(後日まとめ予定!!)
レンガ用のタガネ(場合により必要)
レンガを割る際に必要です。素人DIYですので、若干の誤差が出た際に調整する場合にも必要です。
実践編で記載しますが、私は一部ミスにより超ヘビーユースしました。。。。
ハンマーでカンカンカンと傷をつけながら割ってくのが妙に気持ち良かったりします。
トロ舟(代用可能)
モルタルを混ぜたりする容器です。
素人にとっては正直ただの容器との違いがわかりませんが、まぁまぁな値段します。
私はホームセンターで売っているお値引き品のような衣装ケースで代用しました。
縦70センチ×横50センチ×深さ20センチ程度のものを使いましたが問題ありませんでした。
スポンジ(必須!)
ただのスポンジです。レンガについてしまったモルタルを素早く拭き取ったり、トロ舟内モルタルの水分を微調整したいときにあると便利でした。お風呂用なら大きくて◎です。
硅砂(あると良い)+ほうき
ケイサ=ガラスの原料の細かい砂のようなものです。白くて砂時計の砂のようにサラサラしており、最後に中レンガを敷き詰めた後に上にばら撒き、レンガの微細な隙間にはまる事で溝を埋め、ガッチリとロックさせます。経年劣化で風雨に流され減っていくようですが、我が家のレンガの隙間には土や砂がハマっているので不要でした。
軍手類(必須!)
セメントは強アルカリ性なので素手で触るとあまり宜しくありません。
私は園芸用のゴム手袋を使用しました。
長靴(あった方が良い)
やはり汚れます。気にせず作業するには必須級ですね。
以上、だいたいこんなところですかね。
市場価格で計算してみよう!
上記で割り出した必要なものを、市場価格と計算して大凡の金額を弾いていきましょう。
私の場合の金額なので、皆さんは参考程度にしてみてくださいね。
価格は2023年2月にホームセンターで市場調査してきたものです。
買うもの | 個数 | 単価 | 小計 | 備考 |
---|---|---|---|---|
採石 (路盤材) | 30 | 200円 | 6,000円 | 50−0から30−0推奨 |
川砂(地盤用) | 25 | 200円 | 5,000円 | モルタル用でも別途購入 |
シャベル | 1 | 2,000円 | 2,000円 | |
土嚢袋 | 20(10枚x2) | 200円 | 400円 | 10枚1セットとして |
ハーフブロック | 1 | 120円 | 120円 | 手動転圧機 4,000〜10,000円 |
木の杭 | 6 | 150円 | 900円 | 角材 |
水糸 | 1 | 330円 | 330円 | |
木材 | 1 | 230円 | 230円 | 2×4木材を使用 |
枠レンガ | 65 | 100円 | 6,500円 | ニューミックスレンガ190×93.5×45mm |
中レンガ | 153 | 160円 | 24,480円 | スポッティレンガ 230x115x40mm |
ゴムハンマー | 1 | 400円 | 400円 | |
水平器 | 1 | 770円 | 770円 | レーザー式 5,000円程度〜 |
バケツ | 1 | 350円 | 350円 | |
透明チューブ | 1(5m程度) | 300円 | 300円 | 5m購入 |
セメント | 1 | 420円 | 420円 | |
川砂(モルタル用) | 4 | 200円 | 800円 | |
レンガごて | 1 | 880円 | 880円 | |
目地ごて(6mm幅) | 1 | 350円 | 350円 | |
レンガたがね | 1 | 600円 | 600円 | |
衣装ケース(トロ舟代替) | 1 | 600円 | 600円 | |
スポンジ | 1 | 200円 | 200円 | |
硅砂(500gほど) | 1 | 400円 | 400円 | |
軍手 | 1 | 200円 | 200円 | ガーデニング用手袋 |
長靴 | 1 | 1,800円 | 1,800円 | |
合計 | 54,030円 |
こんな感じになりました。
業者にレンガ敷きを依頼した場合の相場として2023年2月現在の情報を調べると、大凡15,000〜30,000円/平米のようなので、今回私の場合5平米以上をDIY施工するとなるとかなりのコストメリットが得られることがわかりました。
ただここで、もう1度手間や時間、リスクなどについて考えてみて、やめてみるのもアリだと思います。調べるのも、設計するのも、部材を揃えるのもそれなりに大変ですしね。
私の場合、それ自体を楽しみながら施工できたと言うことと、その後現在に至るまで手間暇かけて作った愛着のある庭になったので、自分で施工してとても良かったという事をお伝えさせていただきます。
時間も大事。お金も大事。ですね。
今回のところはこんなところです。これにて準備編は終了し、次回以降、ついに「実践編」としてお送りしていきます!!
それでは、また。
だしをとる
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